明代徐光啓手跡鑑賞『農政全書札記帳』、上海博物館蔵。
徐光啓(1562-1633)、字子先、号玄扈、カトリック聖名保禄、上海県法華匯(現在の上海市)人、明代の有名な科学者、政治家。官至崇禎朝礼部尚書兼文淵閣大学士、内閣次輔。
徐光啓は生涯数学、天文、暦法、水利などの研究に力を入れ、勤勉に著述し、特に農学に精通し、『幾何学の原本』、『泰西水法』、『農政全書』などの著書を訳した。同時に彼は中西文化を疎通する先駆者でもある。17世紀の中西文化交流に重要な貢献をした。