晋王羲之の書は書簡『逸民帖』を鑑賞して、永和11年(西暦255年)に書いて、四行、二十九字です。『十七帖』第二通書簡。書中、王羲之は「私は逸民の懐に久しくしています。」と言いました。王羲之はかつて二十八歳で護軍将軍を拝みませんでした。「平の志」は本志を重ねて書いたようです。友人から出仕を勧められたためか、義之はこの返信の中で、「なんでそんなことを勧められたのですか?私にとって、これはまるで寝言を聞いたようです。」
釋文:吾前東粗足作佳觀。吾為逸民之懷久矣,足下何以方復及此?似夢中語耶!無緣言面,為歎,書何能悉。