敦煌希代の宝物:柳公権楷書『金剛般若ポロ蜜経』は、唐長慶四年(824)四月に刻まれ、柳公権47歳の時に作られた。
1908年に敦煌石窟で唐拓孤本が発見され、一字も損なわれず、極めて珍しく、敦煌文献の希代の宝物である。この希代国宝はフランス人のヘブライと連れ去られ、現在はフランス国立図書館に所蔵されている。柳公権書『金剛経』紙本、規格:28.5×1166.6 cm、フランス図書館番号Pelliot chinois 4503
