台湾省初の巡撫劉銘伝書道手跡、米プリンストン大学博物館蔵。
劉銘伝(1836-1896)、字省三、自号大潜山人、安徽合肥人。清朝の名臣で、1885年に台湾巡撫を務めた。台湾在任中、新軍の編纂、鉄道建設などの一連の洋務改革を行った。炭鉱を開き、電信を創設し、郵政を改革し、航運事業を発展させ、台湾の貿易を促進し、教育事業を発展させ、台湾の近代工商業の発展を促進し、台湾の防衛も日増しに強固になった。台湾の近代化のために深い基礎を築いた。後に兵部尚書の肩書きを加え、海軍の軍務を手伝い、1891年に辞任した。台湾洋務運動の父と台湾近代化の父の誉れがある。